久しく休んでいたブログですが、サイトも新たにしてくれた友人の為にも久方ぶりに筆を執って見ました。時期的に欧州はクリスマスの時期なので冬のヨーロッパの風物詩、クリスマスマーケットの事を少し。
クリスマスマーケットの代名刺と言えばドイツ。14~15世紀ドレスデン辺りから始まったなどとの歴史があるらしいが、今のドイツでは小さな町や村ならどこにでもある冬の一大イベントです。特に北ヨーロッパのような冬が長く、寒く、暗い地域では何かしらお祭り的なイベントで盛り上げないと、鬱になってしまうのかも。
残念ながらヨーロッパはテロの多発でツアーが減り、そのためか冬場のヨーロッパツアーが少なくなってきてしまった。この仕事に携わっている私には寂しく感じられてしまう。おりしもベルリンではトラックでクリスマスマーケットの中に突っ込むテロも起きてしまった。またまたツアーが減ってしまうのではと心配しています。それゆえこのブログでは写真をたくさん入れることで興味を持ってもらいましょう。
ドイツのクリスマスツアーなら次の3都市は必ず入っているでしょう。歴史のあるドレスデン、大きさでは一番と言われるシュツッツガルト、面白いのでは一番と言われるニュールンベルグ。
下の写真は左からドレスデン・中央はシュッツガルト・右はニュールンベルグのクリスマスマーケットの夜景俯瞰図。正面奥はフラウエン(聖母)教会
ツアーでは昼、夕食を入れずに、自分たちで市場の中で食べて下さいというツアーが多い。積極的に現地の人の中に入って食べて欲しいという事です。言葉が心配な人、ジェスチャーで食べ物も飲み物も買えますよ。現地の人との触れ合いが旅では一番思い出に残るのは皆も体験済みでしょう。
下の写真は屋台の様子三店。真ん中の店はホットワインを売る様子
そこでですが寒い中で皆が食べるのは、やはりドイツらしくソーセージ。ソーセージなら普段はビールかワイン。しかしクリスマス・マーケットではグリュー-ワイン(ホットワイン)という香辛料がたっぷり入った熱々のワインが名物です。それだけこの時期のドイツは寒いのです。でもアルプスに近い都市でない限り冬でも殆んど雪がないので助かる。ソーセージもフルーツなどを練り込んだ「フルテ(フルーツ)ブロート(ソーセージ)」などが良く売られているので、食べて欲しい私一押しのファーストフードです。是非召し上がって欲しい。
下の写真はホットワイン。カップ込みでいっぱい5~8€位。もちろんカップを返せばお金の返金はありますよ。でもカプにはその町の名前が入っているので一番の土産になるでしょう。
下の写真ははクリスマスツリーの飾りを売る店(代表的な店の一つ)とリープクーヘンとパン屋
お土産としてはその都市の人形が一般的なのですが、リープクーヘンと言われる香辛料入りのクッキーなどもお勧め。香辛料と共にいろいろな物が入っているクッキーという事で面白いかもしれない。
下の写真はリープクーヘンと果物入りのソーセージなどが売られている屋台 と代表的なソーセージプレート
ニュールンベルグでは中央広場のフラウエン教会のテラスからその年のクリスマス市の開会宣言をするための高校生{その年に選ばれた美しい女高校生(クリスト・キント=幼児のキリストという意味}を見たことがある。クリスマスマーケトの時期には毎日時間を決めてテラスから挨拶するのでN/Bに入ったら必見。この少女は一年間N/B市の親善大使的な仕事をするので、選考にはかなり厳しい条件があるとの事。ただこの少女が出てくるときはすごい人混なので、中心に入ったら出て来れないことを覚悟。ホットワインで足もおぼつかなく、人の輪から出られず、バスに乗り遅れたなんてことが無いように。
下の写真はニュールンベルグ市その年に選ばれたキリストキントのお嬢さんがフラウエン教会のテラスから開会宣言をする様子と右はニュールンベルグの地図。城壁内のすべての大通りまで店が出る。
ツアーから帰って来たらさりげなく土産のカップでコーヒでも出して自慢してみては。
「あーら奥様このカップ・ドイツ製ですの!」「そうなんですのよ。なーんですか冬のヨーロッパも面白うございましたわ!!おっほっほ!!」 友達なくすなよー
以前お世話になった?ツアーを思い出しながら読みました。まるで訪れている様に地元の今昔が分かります。
これから海外ヘ行く方全てに目を通していただきたいです。
笑顔になれるブログをありがとうございます?おほほ。